近頃、多くのノンカフェイン飲料が販売されて注目されています。ノンカフェインのお茶も多くあり、有名なところでは麦茶などあります。
また、カフェインといえばコーヒーと誰もが思うことでしょうが、そのコーヒーですらノンカフェインのコーヒーが開発されて販売されています。
これほどまでにノンカフェイン飲料が注目されている理由の一つには、やはりカフェインが妊娠中における胎児に悪影響を与えるってことが言われていることが一番の原因ではないかと思います。

インターネット等で調べた場合、はぶ茶はノンカフェインという情報が多く聞かれると思います。
しかしながら、それが本当かどうか不安に感じている人もいるのではないでしょうか。

そこで、香稜苑では、そのような方にも安心して飲んで頂けるか確認するため、自社のハブ茶について高知大学と共同研究を行い、成分分析を行っています。

香稜苑のはぶ茶はノンカフェイン?

高知大学と共同研究を行い、はぶ茶の呈味成分の分析を行いその過程で、HPLC分析という方法で自社のはぶ茶にカフェインが入ってるかどうかを調べました。

その結果、自社のハブ茶には苦み成分であるカフェインは検出されませでしたので、ノンカフェイン飲料として安心して飲んで頂けるはぶ茶だと思います。

ノンカフェインで子供でも飲みやすいはぶ茶

研究課程で図のように自社のはぶ茶ときし豆茶には、麦茶と同じようにカフェインとカテキン類が入ってないことがわかりました。
カフェインとカテキン類は苦味の成分として有名であり、お茶の渋みや苦味はこれらが成分が原因だということです。

これらの成分が入っていないため、香稜苑のハブ茶は麦茶と同じように子供でも飲みやすいお茶になっています。

ティータイムには、はぶ茶でリラックス効果

香稜苑のはぶ茶には共同研究の結果「抗ストレス作用」のあるGABA(ギャバ)が市販の他のお茶より多く入ってることがわかりました。

GABAは天然アミノ酸のひとつで、脳内の神経伝達物質として、ドーパミンなど興奮系の神経伝達物質の過剰分泌を抑えて、リラックス状態をもたらす作用がある物質であり、興奮作用を抑えるためリラックス効果や安眠効果があるそうです。

この表のようにはぶ茶には他のお茶にくらべてかなり多く倍以上のGABAが入っており、リラックス効果が期待されると思います。
コーヒーや紅茶だけではなくティータイムにはぶ茶で一息つくのも有りではないでしょうか。

2017年9月22日日本農芸化学学会 2017年度合同大会(第49回講演会)発表資料「高知県産ハブ茶およびキシマメ茶の食品化学的特性」より表を引用